てくり16号
盛岡の大自然、そこで農業、生活をする人達の姿、
いつかどこかで出会ったようなあたたかな店。
そこで出されるほかほかつやつやのごはん、
まるで子供の様に大切に作られたパン。

1ページめくるたびに胸がきゅっと痛くなりました。

そう、今回の特集は盛岡の美味しいパンと
ごはんの話ばかりではなかったのです。

3/11、福島の原発の爆発による放射能汚染問題。
それは遠く離れた盛岡でも暗い影を落としていました。

「こだわりの米」を作って、
「食にこだわる方」に愛されてきた
米農家の方への注文は
あの日以来4か月も入って来なかったそうです。

今放射能測定で不検出の結果が出てさえ、
この米農家の方はそれを表示しようとしない。
それはこだわるから故。
それを信じて彼のお米を使用する料理店。

食を愛してやまない人達の
素通りできない思いがぎゅっと詰まった16号でした。
「美味しそう」「食べてみたい」「会ってみたい」
「本当に深刻な問題だ」「頑張ってほしい」

この本を読んで、是非色々な感想を語り合って欲しい、
そう思いました。

・ 型番
morioka
・ 定価
476円(内税)
・ 販売価格

500円(内税)

・ 購入数